業績
- 特別支援教育担当教員の継続的な養成の在り方に関する研究 共著 平成24年3月
広島大学大学院教育学研究科 共同研究プロジェクト報告書(第10巻)
広島県教育委員会等との連携・協力のもと,本学学生が関与して実施した,特別支援教育コーディネーターを対象とした研修の効果を分析し,大学生と現職教員の双方に学びへの意欲が高まったことを確認した。また,県教委との連携・協力による継続的な教員養成の在り方を短期的・長期的な観点で検討すべき事項を論じた。
竹林地毅,氏間和仁,林田真志他(pp.57-72)
- 特別支援学校(知的障害)における教育課程編成の在り方と課題 共著 平成24年3月
国立特別支援教育総合研究所 専門研究A 特別支援学校における新学習指導要領に基づいた教育課程編成の在り方に関する実際的研究研究成果報告書
特別支援学校学習指導要領に示される知的障害特別支援学校の各教科,自立活動の内容の考え方を整理し,知的障害のある児童生徒への教育的対応の基本を踏まえた教育課程編成の在り方として,創造的で夢のある教育課程の編成,卒業後の生活に結びつく教育課程の編成,分かりやすい教育課程の編成を論じた。
柘植雅義,原田公人,長沼俊夫,宍戸和成,竹林地毅他(pp.76-79)
- 後期中等教育段階における特別支援教育のモデル構築に関する基礎的研究 共著 平成25年3月
広島大学大学院教育学研究科 共同研究プロジェクト報告書(第11巻)
広島県内及び先駆的な実践を行っている高等学校を対象として質問紙調査と実地調査を実施し,高等学校の特別支援教育の関する基礎資料を整理した。また,後期中等教育における特別支援教育のモデルとして,高等学校と特別支援学校の併置,連携運用等の学校の設置形態と教育課程による整理モデルを検討した。
落合俊郎,竹林地毅,林田真志他(pp.217-234)
- 協働・創造のためのスキルを学ぶ授業の開発―ワークショップの企画・運営からの学び― 共著 平成25年3月
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要第11号
特別支援教育コーディネーターとなることが期待される大学院生等を対象として,ファシリテーションのスキルを学ぶ授業科目を試行・開発し,協働スキルの向上やワークショップの企画・運営の効果を論じた。
竹林地毅,山本美瑛(pp.71-79)
- 小学校特別支援学級担任者の専門性向上に関する調査 単著 平成26年3月
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要第12号
広島県内の小学校特別支援学級(知的障害)担任者を対象として、質問紙調査を実施し、担任者のうち特別支援教育経験年数6年以内の者が約7割を占めており、約半数程度が担任者になる前に研修を受けていること、約8割が特別支援学校教諭免許状の保有に賛成していること等が明らかになった。
竹林地毅(pp.75-82)